shutterstock_99929453

特許査定になっているかの判断

特許情報プラットフォーム

特許情報の検索は、特許庁が公開しているデータベースの特許情報プラットフォームを利用します。このデータベースでは、特許だけでなく商標や意匠、各種審査経過の情報などを検索することができます。

トップにある簡易検索では、空白で複数ワードを指定する際は右端のタブを「AND」にしておきましょう。右上メニューの「特許・実用新案」から「特許・実用新案テキスト検索」を利用すると、細かい検索条件を設定できます。

【リンク】特許情報プラットフォーム

経過情報の参照

未審査請求

特許では、出願から3年以内に審査請求しない場合は、出願は取り下げたものとみなされます。つまり、特許権は発生していません。

検索ワードを入力すると検索結果が一覧になって画面に表れます。この検索結果のうち、任意の文献を選択すると、以下のような画面が表示されます。

みなし取下げ

この画面の右側にある「経過情報」をクリックすると、以下の画面が表示されます。

未審査最終処分一番下に、「未審査請求によるみなし取下」とあります。この特許出願は審査請求をしなかったため、取り下げたものとみなされたということです。従って、特許権は発生していません。

審査請求有

審査請求がされている場合は、以下のように【審査請求】の欄が「有」となっています。出願公開は、特許を出願してから1年6カ月であり審査請求は出願から3年であるため、【審査請求】の欄が「未請求」となっていても、公開後に審査請求した場合には審査の結果特許となっている可能性があります。

 

審査請求有

審査がどのようになされたかを確認するために、右上の「経過情報」をクリックします。そうすると、以下の画面が表示されます。

審査請有最終処分
出願細項目記事の欄に、最終的な情報が示されています。この場合は、「査定種別(登録査定)最終処分(特許/登録)最終処分日(平22.4.16)」となっていて、平成22年4月16日に特許査定になったことを示しています。

その下の登録記事に記載されている7桁の数字は、登録番号と呼ばれる番号で、この番号で検索することにより最終的に特許となった内容を確認できます。

審査の結果、特許になっていない場合には、「査定種別(拒絶査定)」と表記されます。

「査定種別(査定無し)」となっている場合は、登録にも拒絶にもなっておらず、未審査請求による取下げにもなっていない状態です。つまり、これから特許になる可能性がある案件です。ただし、実用新案は無審査であるため、登録されていても「査定種別(査定無し)」となります。

現在特許権が存在しているかの判断

経過情報

経過情報を参照して特許になっている場合には、現在も存続している可能性があります。毎年特許料が支払われているかを確認します。

権利存続

経過情報の右上のタブのうち「登録情報」をクリックすると、毎年の特許料の支払い状況を確認できます。登録細項目の欄に「本権利は抹消されていない」とあり特許が現存していることがわかります。

もし、特許料を支払っていなかったことにより権利が消滅している場合には、この欄に「年金不納による抹消 ・・・ 本権利消滅日(平成○○年○○月○○日)」と記載されます。

現在特許が存在しているかどうかの判断は、特許庁の原簿で確認することもできます。原簿は特許庁に出向くと確認することができます。インターネット上で確認する場合には、専用のインターネット出願ソフトが必要になります。侵害事件の場合やライセンス契約などの際には、必ず原簿を確認します。