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ネーミング

選択のコツ

ネーミングは商品・サービスの顔となるため、どのような名称にするかはとても重要です。ネーミングは一般に広く知ってもらうために付けるので、覚えやすいものが良いでしょう。その他に、以下の点に留意しましょう。

  1. 読み書き、発音しやすい
  2. 発音が軽快でリズミカル
  3. 親しみが持てる
  4. 見て、聞いて印象に残る

【引用】商標マニュアル 東京都知的財産総合センター

ネーミングの選び方としては、2つの言葉をくっつけた「お~いお茶」、「スカイライン」、「ソフトバンク」があります。2つの言葉をまとめたものとしては、ごはんとパンをまとめた「ゴパン」、「シャンプー」と「リンス」をまとめた「リンプー」があります。

他にも、商品・サービスを表すネーミングとして、「明日来る」の「ASKUL」、「住もう」の「SUUMO」などがあります。

ブランド化

宣伝広告

ネーミングを広く知ってもらうためには、広告宣伝活動が必要です。商品ごとにネーミングを付けている会社もありますが、すべての商品についてネーミングを広めようとすると多大な費用がかかるため、まずは会社名やサービス内容などを広く認知してもらうように努めましょう。

広告活動の一環として行われているのが、ネーミングライツ(命名権)です。大企業が主に行っていますが、例えば「味の素スタジアム」や「福岡ヤフオクドーム」などです。味の素スタジアムの契約金は5年間で12億円となっており、膨大な費用がかかります。

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上の表は、中小企業がどのようにして広告宣伝活動を行っているかを従業員数別に示した表です。中小企業の場合には、代表者に直接営業をかけるトップセールスや口コミなどによる販促活動を行って企業の認知度を上げるよう努めています。

従業員数の少ない中小企業では、展示会や広告掲載など多額の費用がかかる宣伝活動よりも、個別の顧客を意識した活動が行われています。

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商品・サービスにネーミングを付して宣伝活動を行いブランド化した結果、多くの中小企業で知名度が増し、自社製品の売り上げ向上に寄与したと報告されています。ブランド化することにより、価格競争に巻き込まれることもなくなります。

ものが無い時代であれば作ったら売れるという状況でしたが、現在はものが溢れており、消費者や企業には多くの商品・サービスの選択肢があります。その中で選ばれるためには、企業のブランド化や商品・サービスのブランド化は必須といえるでしょう。

商標登録による保護

商品・サービスのネーミングが決まったら、他人に真似されないように商標登録を行いましょう。商標登録では、新たに造った造語であれば問題ありませんが、商品の品質をそのまま表した場合、例えば「お~いお茶」ではなく「お茶」では商標登録されません。

ブランドとは、時間をかけて育てていくものであるため、商標登録も更新制度を採用しています。存続期間は10年となっていますが、更新することで永続的に権利を保持できます。