ペット用帽子の実用新案
【登録番号】実用新案登録第3200058号
【実用新案権者】株式会社ジャンブルデザインマン
【出典】特許電子図書館
この実用新案は、犬や猫などの愛玩動物の帽子にポケット3を設けて、アイスノン等の冷却材を入れペットの首筋やリンパ周囲を冷やすという考案です。チャックが設けられていて、このチャックがあることにより冷却材の落下を防ぎます。
犬種によっては長毛種であるシェルティー・スピッツ等は高温に弱く、呼吸が激しくなって酸素が十分行き渡らずに舌が紫色に変色することがあります。リンパを冷やすことによって全身を効率的に冷やすということなので、夏の暑さに弱い犬種には良いかもしれません。
ペット用靴下の実用新案
【登録番号】実用新案登録第3184053号
【実用新案権者】諸曁市藍波児針紡有限公司
【出典】特許電子図書館
ペット用の靴下で、靴下の底のソール2には、強力防水層4が設けられています。水の浸入を防ぐことによってペットの足を快適に保ちます。犬種によっては、足の裏を頻繁に舐めて赤くただれてしまうというケースがあります。この状態になると、薬を塗らないと治りません。
この靴下を履くと、雨の日の散歩時などに浸水を防げるため、足の裏の状態を良好に保つことができるかもしれません。ペットの考案では、人間用に数多くある商品をペット用に改良したものなどがあります。単なる転用ではなく、そこにペットに用いるからこそのメリットが見いだせると良いでしょう。
例えば、この靴下では防水層を設けて水の侵入を防いでいますが、真夏の散歩に着用することで、焼けるように熱いアスファルトの断熱という効果ももたらすかもしれません。また、犬が舐めてしまうことを防止する靴下としても利用できるでしょう。
ただ、犬はこのような装着物を嫌う傾向にあるため、暴れてすぐに脱げてしまいます。これが、とても脱げにくい靴下の構造であればさらに大きなメリットがあるかもしれません。
ご案内
ペット用品に関する新たな発明をお考えになった方は、当事務所までお気軽にご連絡ください。私自身も犬を飼っているため、ユーザーの立場として、また弁理士の立場に立って様々なアドバイスができるかと思います。一口にペット用品といっても、洋服や小物、装飾品、ドックフードなど様々な種類があります。製品によってどのような特徴があるか、どうしたら良い特許になるのか、を共に考えていきましょう。
皆様の素晴らしいアイデアが容易に真似されることを防ぎ、権利として登録されて保護されることへのお手伝いができればと思っています。当事務所は東京都ですが、遠方の方であっても遠慮なくお問い合わせください。遠方の方は、スカイプでの打ち合わせも可能です。
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