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【質問】
トレーニング方法について特許を取得したいのですが?

 

特許になるの?

トレーニング方法そのものについては、特許を取得することへのハードルは高いです。これは、トレーニング方法そのものは、発明に該当しない可能性があるためです。

発明とは、「自然法則を利用した技術的思想の創作のうち高度のもの」と定義されます。例えば、トレーニング方法には自重を利用した方法がありますが、これについては自然法則を利用しているとはいえないと思われます。

自然法則を利用していない例としては、以下があります。

  1.  自然法則以外の法則(例:経済法則)
  2. 人為的な取決め(例:ゲームのルールそれ自体)
  3. 数学上の公式
  4. 人間の精神活動
  5. 上記(i)から(iv)までのみを利用しているもの(例:ビジネスを行う方法それ自体)

自重トレーニングなどは、人為的な取決めに該当する可能性があるため、特許として認められないと思われます。

トレーニング方法の特許の取得

ただし、装置・器具を用いたトレーニング方法であれば、多くの特許が存在します。多くの特許は、トレーニング装置及びそのトレーニング装置を用いたトレーニング方法という形態で特許を取得しています。つまり、世にないトレーニング装置が存在しており、その装置を用いたトレーニング方法という形態で特許を取得します。

珍しいケースとして、加圧トレーニングの特許があります(特許第2670421号)。加圧トレーニングとは、バンド等で血流を抑えることにより筋肉を効率的に疲労させて筋肥大を図るものです。この特許は、従来から存在しているバンドを利用して筋肉を効率的に疲労させるという特許になっています。

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