開放特許について

開放特許

開放特許とは

開放特許とは、ライセンス許諾を受けることが可能な特許、又は特許権者から譲り受けることが可能な特許のことを言います。特許は権利者の許諾がないと実施することができませんが、開放特許の場合には権利者に対して一定の金額を支払うことによって実施することができます。

INPITでは、開放特許のデータベースを公開しています。2018年11月時点で3万件ほどの特許が開放特許として登録されています。

申請すれば誰でも登録することができるため、ライセンスを希望する会社、大学、個人が特許出願あるいは特許権を登録しています。

【関連リンク】開放特許データベース(INPIT)

メリット

開放特許を利用する最大のメリットは、研究開発の費用及び時間を短縮できることです。ライセンス料は特許権者と話し合いによって決まるため、交渉次第で開発費用を圧縮することがでる可能性があります。さらに、大手企業や有名大学、国の研究機関等の特許を利用している製品となると信頼性の向上も期待できます。

ただし、特許権者とのライセンス契約では、「独占的な通常実施権であるか」、「再実施許諾は可能か」、「契約の期限及び更新」、など多くの事項を検討する必要があります。

また、開放特許の中には譲渡が可能な案件も含まれています。もちろん費用はかかりますが、安心して特許を実施することができます。

無料の開放特許

山口大学や徳島大学では無料で特許を開放しています。トヨタ等の大手企業でも無料開放特許ということを行っていますが、あまり活用されていないのが実情のようです。

【関連リンク】山口大学
徳島大学

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